ウェブサイトの記事が瞬時に動画にできた|AIツール「NoLang」超入門

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ウェブサイトの内容を瞬時に動画に変えてくれるAIツール「NoLang」を使ってみました。
いや〜、驚きました。
これは、使えるツールです。

まずは、これをご覧ください。
このサイトの記事「〝デジタル不老不死〟の時代がやってくるんですか」をNoLangに読み込ませてみました。
結果、出来たのがその下の動画です(52秒)。
動画編集は手間がかかるイメージでしたが、これは〝革命的〟だと思いました。
(無料でできました)

動画生成: NoLang (no-lang.com)
VOICEVOX:玄野武宏

目次

そもそもNoLangとは?

NoLangは、株式会社Mavericksが開発した最新のAIツール。
Mavericksは、東京大学を卒業した5人のメンバーが立ち上げた企業で、生成AI技術に特化しています。
NoLangは、ウェブサイトやテキストを自動で解析し、短い動画に変換できます。
ある程度まで無料で使えます。
扱い方は、NoLangのサイトをご覧いただくのが早いです。

https://no-lang.com/home

どう使う?

NoLangの使い方はとてもシンプル。
ウェブサイトの内容を動画にする手順は次のとおりです。

  • Chrome拡張機能をインストールする=Google ChromeのウェブストアからNoLangの拡張機能をインストールします
  • ウェブサイトを開く=動画にしたいウェブサイトを開きます
  • NoLangボタンをクリックする=Chromeのツールバーに表示されるNoLangのボタンをクリックします
  • 動画が生成される=すると、わずか数秒でウェブサイトの内容を要約・解説する動画が生成されます

紹介した動画は、最初に生成されたスライド画像が内容とあまりマッチせず、ピンときませんでした。
なのでMidjourneyで作った自家製画像に差し替えています。
この編集作業はラクに行えました。

動画に変換する4ステップ

NoLangは、以下のようなステップでウェブサイトを動画に変換しているようです。

  • 内容を解析する=ウェブサイトの内容をAIが解析し、重要な情報を抽出します
  • 要約を生成する=抽出された情報を基に、簡潔な要約を作成します
  • 音声を生成する=要約を音声に変換。これにより、ナレーションが追加されます
  • 映像を生成する=関連する画像や映像を生成または選択し、音声と組み合わせて動画が作成されます

文字情報を動画にするメリット

ウェブサイト(文字情報)を動画にすると、次のメリットがあります。

  • 情報がわかりやすくなる=文字を読むよりも、動画を見る方が情報を理解しやすくなります
  • 記憶に残りやすい=動画は視覚的に印象に残りやすく、情報を長く記憶に留めることができます
  • スマホで見やすい=動画はスマートフォンでも簡単に視聴できるので、外出先でも情報をチェックできます
  • 検索エンジンに強い=Googleなどの検索エンジンは動画コンテンツを好むため、ウェブサイトの検索順位が上がる可能性があります
  • 業務の効率化=商品説明や企業紹介などを動画にすると、営業活動やマーケティングの効率が向上します

動画編集は、やろうと思えば誰でも出来ます。
ですが、クオリティーを上げようとすれば、技量も問われるし、時間もかかリます。
それが効率化されるのは、NoLangの大きな強みだと感じました。

注意点は?

その上で注意点を挙げるなら‥‥。

  • 記事書き換えで動画変更も=動画を生成した後、元の記事を書き直したりすると、動画も作り直す必要があるかもしれません
  • インターネットの速度=動画はデータ量が大きいので、インターネットの速度が遅いと再生に時間がかかることがあります
  • 正確さの確認=AIが自動で生成するので、誤った情報が含まれる可能性もあります。大事な情報は自分でも確認することが求められます
  • 制作コスト=満足のいく高品質な動画を作るには、追加コストがかかることがあります
  • 情報量の制限=複雑な内容を短い動画で説明するには限界があることも

NoLangに限ったことではありませんが、AIツールは、やはり基本的にはその情報の真偽を(可能な範囲で)確認するスタンスを持っておくのがベターだと思います。

まとめ

NoLangは、ウェブサイトを簡単に動画に変換できる画期的なツールです。
情報をわかりやすく伝えるための強力な手段として、ビジネスや教育の現場で大いに役立つ可能性があります。
使い方も非常に簡単で、誰でもすぐに始められます。

ただし、AIが生成する動画には限界があるため、重要な情報は自分でも確認することが大切。
情報伝達の新しい手段として、一度試してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

会社をリタイアし、同世代の方に役立つ情報発信を目指しています。

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