画像と動画作成の実例
画像や動画を生成するAIを使ってみました。
試行錯誤しながら使い続けるうち、これはとんでもないツールが出てきた‥‥というのが第一印象でした。
イラストレーターでもなければ、アニメーターでもない私が、簡単に画像を作り、それを動かすこともできたのですから。
この画像は、Midjourney(ミッドジャーニー)という画像生成AIに描いてもらいました。
「図書館で本を探す少年」の絵を描いて、と指示しました。
この絵をDream MACHINE(ドリームマシーン)という動画生成AIに入れてみました。
すると‥‥
何やらピクサーっぽくはありますが、動画にしてくれました。
絵が動き出すのを初めて見た時は、正直感動しました。
これらをつなぎ合わせると、アニメ作品を作るのも夢じゃない‥‥?
Midjourneyは使える
画才はないものの絵作りには興味があったので、画像生成AIには関心がありました。
そこでMidjourneyというサービスを使ってみることにしました。
Midjourneyは、人工知能を使って画像を生成するサービスです。
利用料金は
Midjourneyは以前は無料でも使えたようですが、今は有料です。
有料プランには、いくつかグレードがあり、私が使っているのは、一番安い月10ドルのベーシックコースです。
有料プランだと、商用利用も可能とのこと。
私は今のところ、このコースで十分に価値はあると感じています。
使い方は
文章で指示を出し、AIがそれを解釈して画像を作り出します。
冒頭の画像のように、「図書館で本を探す少年」と入力すると、その情景を描いた画像が生成されます。
Discord(ディスコード)というプラットフォーム上で扱うため、最初は戸惑いましたが、ネットで使い方を調べました。
指示文(プロンプト)は、英文で入力した方がいいようですが、私は英語はからっきしりダメ。
なのでDeep Lという、翻訳機能サービスを使っています。
画像生成AIはMidjourneyの他にもいろいろあります。
よく知られているのは、DALL-E3やStable Diffusionなどでしょうか。
無料で試せるものもあるようです。
Dream MACHINEを使うと絵が動く
Midjourneyで面白い絵ができたな〜と思っていたら、今度はDream MACHINEというサービスが登場したのを知りました。
Dream MACHINEは、静止画を動画に変換するAIサービス。
Midjourneyで生成した画像をDream MACHINEに入力すると、AIがその画像を解析し、動きを付け加えてくれます。
これも初めて絵が動き出した時は、少し感動しました。
Dream MACHINEも無料プランと有料プランがあり、私は今のところ無料プランを使っています。
いや〜、とにかくAIの世界は日進月歩、次々に新しいものが出てくる感じです。
目まぐるしいので、あまり右往左往せず、最初はとりあえず選んだものをじっくり扱うようにしています。
ショート動画を作っても面白いかも
MidjourneyとDream MACHINEを使えば、簡単にショート動画も作れそうです。
Midjourneyで複数の関連画像を作成し、それらをDream MACHINEで動かしてつなぎ合わせれば、短い物語性のある動画が作れます。
YouTubeにアップすると、大勢の人に見てもらえるかもしれません。
このほか、SNSでの発信やプレゼンテーションに使ったり、教育用コンテンツを制作したりするなど、色いろいろなアイデアが考えられます。
人生のいろいろな経験を積んだ人こそできる表現がある
画像・動画生成AIの最大の魅力は、想像力の具現化にあります。
頭の中にあるイメージを、言葉を通じて実際の画像として表現できるからです。
これは、アーティストだけでなく、小説家、ゲーム開発者、広告クリエイターなど、様々な分野の人々にとって革命的なツールになり得ると感じます。
表現は、人生のいろいろな経験を積んだ人だからこそできるものがあります。
アートに関心はあったけど、これまで見るだけだった人にも活用をおすすめしたいです。
AIが生成する予想外の結果も面白さの一つです。
時には、こちらの意図とは少し違う画像や動画が生成されることがありますが、それがインスピレーションの源になったりします。